オノアユムの雑記ブログ

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DIYで壁掛けテレビをやってみた

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壁掛けテレビっておしゃれなイメージなので一度やってみようと思ったのがことの発端です。しかし、なかなか思うようにできないものです。特に今住んでいるのは賃貸ですので壁に穴をあけることさえできない状況でした。ですので今はこれくらいが妥協点という感じでしょうか。今回の記事では、壁掛けにするための課題とその解決策、次に実際に取り付けたときに思ったこと、最後に反省点を書いていきます。

 

Index

 

1.壁掛けにするための課題とその解決策

まず最大の課題は壁に穴をあけることができないことです。持ち家ならば自由に穴をあけることや壁を壊すこともできますが、賃貸の場合は壁紙に傷や汚れを付けることさえ禁止されています。(厳密には禁止ではなく原状復帰させろという表現かもしれませんが。)

 

ちなみに今回利用した壁掛け用のジョイントは下の画像のようなものになります。

  
四角い枠の部分を壁に固定して、縦の棒上のものをテレビの裏面に固定します。
四角い部分と縦棒は取り外しができますので、枠と棒をそれぞれ壁とテレビに取り付けた後で、後からひっかけるようにして固定します。またひっかけただけだと完全に固定されているわけではないのでビスで完全に固定する仕組みとなっております。
 
さて、壁掛け用のジョイントを固定しようとするとどうしてもビス止めが必要になるのですが、壁に穴をあけられないという状況です。穴をあけられない壁なら穴をあけられる壁、または柱を作ればいいのです。
 
テレビをかけられる頑丈な壁や柱を後付けで、また、工事なく設置する方法として、ラブリコやディアウォールといった2x4アジャスターを利用すると賃貸でも自由に柱を立てることができます。これは2x4材の上下に取り付けて、突っ張り棒のような機能を持たせるものになります。かなりの重さにも耐えられるため最近の薄型テレビであれば余裕で支えられます。
  
  
 
 耐荷重的には1本の柱だけで大丈夫そうですが、安全策として最大でも耐荷重の7~8割程度の荷重となるようにしています。そのため、今回は柱を2本としました。
 
これで、自由に穴あけも可能な頑丈な設置場所が完成しました
 

2.実際に取り付けたときに思ったこと

実際にテレビ掛けの枠を取り付けた写真になります。柱にした2x4に枠を取り付けるための渡しを取り付けています。悩んだのはこの渡しをどれくらい固定すればいいのか分からず、正面方向からT字とL字の金具で固定し、また写真では見えづらいですが、赤丸で囲っている箇所に縦型のL字金具を取り付けています。これで実際何kgまで大丈夫なのか数値的には不明なのですが取り付けから何日も経過しておりテレビが落ちるということもないので、安全ラインは上回っていると判断しています。

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テレビの裏側はひっかける用の金具を取り付けます。

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取り付け自体は、枠もテレビ側もビスで固定するだけなのでそれ程悩むこともなかったのですが、最大の難関は、枠を固定している渡りの固定位置、すなわち最終的にテレビが床からどれくらいの高さになるかが決まる位置のことです。基本的に渡りは固定となるのでテレビ側の縦型金具で高さの微調整はできるものの、調整した結果縦型金具の橋の方で固定するよりも、中央付近で固定できた方が安定すると思いますのでできるだけ変な調整がいらないようにするための渡りの固定位置の決定は難関でした。これに関してはどれだけイメージできるか、もしくは写真や画像を用意して取り付け後のシミュレーションを行うほかないかと思いました。
 

3.反省点

 反省点があるとすれば、今回購入した壁掛け用金具の種類を間違えたかなと思います。その理由としては壁掛けにするとテレビの裏にある配線類が非常にやりづらくなるため、配線をする際はいちいちテレビを取り外して、配線して再度、線を金具に挟み込まないようにテレビを戻さなくてはならないからです。
 
同じ価格帯で下のような、固定後も引っ張り出せるような製品もあるようなのでこちらの商品にしておけばと反省しております。